私が「おむつなし育児」に興味を持つきっかけになった体験談についてご紹介します。
おむつなし育児に興味を持ったきっかけとは?
私がおむつなし育児に興味を持ったきっかけは
結婚前に保育士として勤務していた時のある体験からでした。
勤務していた保育園では「1歳になるとトレーニングパンツ」をはき
トイレトレーニングが始まります。
最初は、トレーニングパンツの中でおもらししてしまいよく床を濡らしていた子供達でも
「おもらしで濡れたら気持ち悪い」感覚を子ども達自身が何度も経験しつつ
いつも決まった時間にトイレに座るようになると感覚が研ぎ澄まされていき、
次のトイレの時間まで排泄を調節することが出来るようになり
次第におもらしがどんどん減っていきます。
すぐには出来るようにはなりませんが、少し長い目で見ていくと
1歳と言えど、子ども達はきちんと自分自身で排泄をコントロールしていく姿をみて
子ども達は本来排泄コントロールをする力を持って生まれてきているんだなと感心したものです。
ところが、ゴールデンウィークなど長期間を自宅で過ごした後
再び保育園生活が始まると、あれだけ上手に排泄コントロールができたいた子ども達が
トイレトレーニングを始めたばかりの頃のように度々パンツの中で
おもらしをするようになったのです。
その頃、新米保育士だった私はこの事実に驚きました!
でも理由は簡単。家で過ごす時にずっと紙おむつをつけてばかりだったのです。
子どもはすでに排泄コントロールが出来ているにも関わらず
まだ言葉を話すことが出来ないため、トイレに行きたいという気持ちを表現しずらいのです。
もしくは、子どもは親に伝えようと何かしら表現していたとしてもそれに気づかず
大人の都合で長時間同じ紙おむつをつけられてしまうと、子どもはその紙おむつの中で
おもらしをしてしまっても、「平気」だと思うようになります。
それで、研ぎ澄まされていた感覚が鈍ってしまい、せっかく身につきかけていた
排泄コントロールがまた振り出しに戻ってしまっていたのです。
トイレトレーニングを初めて最初はうまくいかなかった子どもも
トイレで排泄できた瞬間、それはそれは満遍の笑みを浮かべます。
自分でできるようになった喜びとおむつの外でする気持ちの良さとを
感じるから子どもも嬉しいのだと思います。
そんな子ども達の喜ぶ姿を知っているからこそ、おむつの中で排泄せざるを得ない環境にある子ども達が可愛そうだなと感じました。
なので、結婚して妊娠が分かった時から、
我が子にはおむつなし育児をしよう!と決めてたのです。
そして、実際に赤ちゃんが生まれ、二人三脚のおむつなし育児をスタート
したわけですが、実際にやってみて良かったことや失敗したことの詳細はこちらに続きます。